2009年4月7日

為替情報と為替手法の『FXニッポン』2009年2月コラム

2月27日
 クロス円一服の様子です。ロングだった方は一旦利益確定に走る場合も多いでしょうね。そうかといって、あまりショート保持に回る方は少ないでしょう。ここでショートを持つ人は「ある意図」があってのこと。ただ「ある意図」も肩透かしを食らうと少々辛いかもしれません。誰ですか?単純に調整下落をゲットするためだなんて思っている人は。。


2月26日
 Appleコンピューターを見る機会があったので眺めてましたが、高いですね・・・。Macでもあるので、なかなか使おうという気にはなりにくい機種ですが、一度使い出すとリピーターになりやすいとも聞きます。土俵は違いますが、当方の手法の目指すところと符合する部分は多いようです。もっとも、大多数に支持される必要はなく、特定の勝ち組志願者にしっかり受け継いでもらえれば結構だと考えております。一番困るのは大量の手法修得者が殺到する事態です。普通は嬉しいはずですが、当方にとっては相当迷惑な話になります。仮にそのような事態に陥った場合は、これまでの利用者へのみサポートを継続し、新規の皆さんは一切お断りする事になると思います。そりゃそうですよね。今利用している方の中で、手法修得の順番待ちで年単位で待った方もいらっしゃいますから・・・。


2月25日
 ここしばらくの円安に対して、「中川ショック」と称する向きがいらっしゃいます。しかし、相対的に円に殺到しただけの円高をカンフル的にでも円安に戻すことが肝心なのです。そう考えると、中川元大臣どうのではなく、日本が全体的に何の打開策も講じれないまま愚図愚図していることが「円離れ」を加速させる一番良い方法なのでしょう。しばらく円安を継続する相場も一旦は調整下落の機会が訪れます。この調整下落は調整で終わらない可能性が非常に高いのですが、さらに激しく円安に傾くためには必要な調整下落でもあるために、調整前のポジション取りが運命の分かれ目になります。


2月24日
 阿久根市長の市職員給与の公開・・・。市民側としては公僕の給与を公表するのは妥当だと考えます。公務員には肖像権もありません。それは国民に等しくサービスを提供する者として顔を隠す必要がないためです。公務員の給与は世相を反映する建前がある以上、支払われた税金の正当な使い道を国民に了解してもらわなければなりませんね。国家主義の国ではないのですから、国や地方公共団体職員が市民の給与水準とかけ離れていてどうするという話です。民間が良いときは公務員給与も良くなり、民間が不調であれば当然公務員給与も見直さなければなりません。・・・元々はそうしているはずでした。民間に頑張ってもらわなければ公務員も厳しいから、民間の活性化を応援する。そして共に繁栄する仕組みが一番望ましい形ですよね。癒着とは訳が違います。こんなわかりやすく単純明快な行政サービスのあり方が維持できない現代は、やはりどうかしているとしか言い様がありません。市民・国民による公務員監視の仕組みが機能していないのです。困ったものです・・・。


2月23日
 通貨の力関係に変化がみられますよ。ヨーロッパ系通貨>オセアニア系>USD≒(幾分>)円。参考までに・・・。


2月20日
 元大臣のおかげでも何でも良いですが、少し円安に動いているうちに、もっと円高になった時のことを考えておく必要があります。これまでだって、何を勘違いしたのかわかりませんが、急激な円高なんてないような勝手な思い込みをしてきてこの始末。現在がそうであるように、いつ何時どうなるかわからないのが実情です。適宜動けるような機動力がある業種なら別ですが、明日のことを決めるにも相当前から準備しておかなければならない業種や企業は、必ずリスク回避の方策を煮詰めておかなければなりません。難しいことですが、やっておかなければ明日がなくなります。円高のとき円安のとき・・・それぞれのシュミレーションはしておかなくてはなりません。そもそも1ドル360円の時代が終わったその時から、どの分野も一斉に対策を考えなくてはなりませんでした。しかし、どこかの間抜けが「自由主義相場には修正能力があるのだから云々」などと危機感を削ぐような主張を繰り返すものですから、楽なところに流されやすい私達はほったらかしで今日にまで至ったのです。既にバブルがはじけて苦い思いをしているのにあの経験は生かされてないわけですね。今回の一連の経済危機も、また生かされずじまいなのでしょうか?ピンチはチャンスです。是非各業種各分野において「しぶとく」生きて欲しいものです。


2月19日
 ドル円の短観としては99円程度までの上昇後95円付近までの下落調整があるといった考え方があります。個人的には限りなく妥当かなと考えます。99円以上への上昇は下落調整の後期待できるのではないかと思っています。それにしても110円~113円が目一杯で、早くても半年後・・・?場合によっては103円~104円程度への上昇が関の山で、一旦87円も割ってくる可能性だってありますね。しかもこれまで述べた相場観は一部にしか過ぎない訳ですから、省略した可能性だって否定できません。先物・証券会社の営業なら「87円か79円50銭にストップをおけば大丈夫。ドル円は上昇します!!」なんて言ってそうですね。将来的には159円~212円付近まで上昇する可能性があるんですよぉ・・・って?結果が出るのは早くて4年後やら5年後やら。その時には彼らはいない。長期になればなるほど、如何に眉唾の相場観が多くなるかというお話でした。


2月18日
 1月の米住宅着工件数の発表やバーナンキFRB議長の講演が待ち構えていることから、相場は様子見ムードがちらほらです。通貨銘柄によっては思い切り良く反動を効かすものもあります。短期メインの売買でも、あまりタイトなストップ設定は命取りになる場合もありますのでご注意下さい。さて、定額給付金が消える可能性も出て来たようなトーンになって参りました。どちらにしても国民不在の政治判断なんですから話になりません。一部のサンプル調査で傾向をサバ読みして風見鶏やっても顰蹙買うだけですって。まだ酔っ払って「どこ?」ってやってるほうがよっぽどマシなような気がしますが・・・。しかし、定額給付金もおかしな話で、子供への支給が大人より多いとは「笑っちゃい」ます。子供に多く支給されても意味ないわけで、使うのは大抵は大人ですから、そのような配分比率にしなければ貯蓄に回るだけのような気がします。ま、高齢者と子供への配分を多くしたほうが支出も抑えられるし受けも良いという計算なのでしょうが、実は一番貯蓄に回りやすい配分構成だということに気がつかないものでしょうかね?普通に考えれば、15歳以上で扶養学生以外の学生と社会人には一律同額給付で、扶養学生と15歳未満の者については半額給付でしょうね。景気対策以外の要素が絡むからおかしな線引きになるのでしょう。・・・それにしても、今日の為替相場は飛び出しそうな雰囲気満々ですね。


2月17日
 中川大臣・・・元になってしまいました。酒での失敗になるのでしょうかね?個人的には人間臭くて憎めないですが、一国の大臣としてのあり方を追求した結果なのでしょう。今の時代は人間臭い人間ははじかれるって事なんでしょうね。腹話術の人形か木偶人形のような人間が好まれるのでしょう。どちらも人間の作ったものですから、さもありなんといったところですか。


2月16日
 中川大臣の健康状態が心配ですが、脳梗塞等じゃなければ良いですが・・・?風邪薬と酒のせいということなので、それならそれで結構ですが、単純に一人の人間の健康を心配してしまいました。脳梗塞で倒れた人の前の晩の様子に非常に良く似ていたのです。大臣の会見・会談の様子についてクローズアップされましたが、揶揄する前に大丈夫かどうか確認する気遣いがあっても良いのでは?と思わずにはいられませんでした。専門家が見れば重大な症状かどうかはわかるのかもしれませんが、素人目には良くない事と符合する状況に見えてしまい少々心配が過ぎたようですけど・・・。


2月13日
 相場はグッと円安方向に進んでおります。どこまで続くかなど無責任に申し上げるつもりはありませんが、誰もが等しく能書きをたれられるくらい余裕のある円安になってくれると良いですね。中にはドル円140円まで気長に待つ方もいらっしゃるとか。可能性を否定はしませんが、一言言わせていただければ140円までのロングは中長期ではありません。気の遠くなるような超超長期ですから・・・。投資の側に少し理解の誤解があるように思うのですが、大丈夫ですか? 


2月12日
 為替に関することではありませんが・・・、世の中に出て学校で学んだ事が一番役に立っているのは中学校までの内容ですね。仮に社会にでてから勉強しなおして身に付けたとしても、無駄になる内容は一切ないと思います。暮らしのあちこちで必ず役立つ瞬間が現れるものです。よく、「学校で学んだ事はほとんど役にたたない」と言い切っていらっしゃる方も散見されるのですが、わからないところに関わらないようにする癖が身についてしまっているために「役に立たない」と片付けるのでしょう。中学校までの義務教育は基礎学力として位置づけられていますように、社会のほとんどすべてはこの基礎学力部分から発展していると言っても過言ではありません。もちろん経験や人間関係から学ぶべきところも多く、そうした意味においては基礎学力は直接的に関与する事はありません。しかし、建設的な思考にしても論理的解釈にしても基礎知識や洞察力にしても、この複雑な現世では必要不可欠であって、基礎学力を習得することでそれらすべてを養っていた訳です。そこに気がつかなければ「学校教育は役にたたなかった」などと言わしめてしまうのですね。いつぞやは国会議員までもが「実生活に役にたたない」云々と述べているではありませんか。当方は学校教育関係者ではありませんが、大変がっかりするとともに、「あなたの今の立場も学校教育なしであり得たものでしょうか?」とお尋ねしたかったことを覚えております。昔は尋常小学校までしかいけなかった方もいらっしゃいます。それさえも生活のためほとんど休みがちだった、そんな時代で義務教育を終えられた皆さんは「社会で学んだ」と胸を張って言うでしょう。しかし、少なくとも私達の時代においては中学校までの義務教育を、幸いほぼ全員に近い割合で終えることができました。中学校時代適当に過ごしてしまった皆さんも、今一度当時の教科書内容を見返してみると「なんだ習ってたのか」「こんな事がわかった」等々驚きと発見を体感することができます。何を隠そう私も驚きと発見を体感した一人です。義務教育までの基礎学力・・・奥が深いですぞ。


2月11日
 決してファンダメンタル的な投資を推奨しているわけではありませんが、能書きはファンダメンタル的のほうが面白いですよね。実際はテクニカル中心の投資ですし、所謂テクニカル指標などは一切使う必要はないので、投資そのもののコメントには限界があります。従って、オバマ大統領が出した声明をネタにしたり、どこかの指標を話題にしたり等々・・・まんま受けて投資に利用することなどないとは思いますが、せいぜい参考程度にとどめておいてくださいね。


2月10日
 アメリカには日本と同じような過ちを犯して欲しく無いですね。今の日本がバブル崩壊後良かったとはお世辞にも言えません。これでアメリカさんまでも同じ事を繰り返したのでは、それこそ恐慌に拍車がかかります。とは言え、銀行再編あたりが主になるとは思います(そうあってほしい・・・)が、銀行再編だけとっても貸し渋りが顕著になって中小企業が倒産し、非正規労働者が増加するとともに貧富の格差も酷くなる。政府にてこ入れされた分野や企業は立ち直ったかに見えるが、総じて一般国民のほとんどが不景気感をぬぐえない慢性不景気に陥る。しかし、政府は好景気だと言い張る。そして再び深刻な不況へまっしぐら・・・。反面教師として利用していただければ結構だと思いますが、そのまま習われたのでは再び日本もお付き合いする羽目になりそうです。今後の期待も込めて米政府の手腕に注目してみたいですね。


2月9日
 本日の東京市場で円安を期待していた人ってそんなに多いですか?ほとんどの方がポジションを切って、ドイツ以降に参戦するか検討しているものだと思っておりました。もちろん余裕のある方は先週からのキープを長い目で考えれば良いわけですが、中長期保持の方が一番陥ってしまいやすい状況に「どこでストップを構えればいいのか?」だと思います。思う方向に一旦は飛び出してくれたものの、ストップをどこで構えておいて、どこで手仕舞うようにしたら良いのか・・・。従って、闇雲に取引していたり人の受け売り売買などをしているとパニックになってしまうのです。怖くなって短期で手仕舞うのも構いませんし、資金に余裕があればある程度の規模のリスクを覚悟しながらもトレンドを追うのも良いでしょう。しかし、いずれも相場の特性を知っていればこその話です。ギャンブル投資はやめたほうが良いですよと忠告されると、「ギャンブル投資のどこが悪い」と開き直る方がいらっしゃいますが、せめて本当の余裕資金程度までにしておいたほうが良いですよ。生計に関わる次元で「一発」なんて考えていても、100%に限りなく近い確率でスってしまいます。くれぐれも安易な投資はお控え下さい。


2月6日
 里守犬と称して猿対策に犬が投入されだしましたけど・・・。山に返すだけなんだそうです。コンセプトは悪くないと思いますけど、山に返されたって猿も困りますよね。対策のされてない地域に出没するのが関の山のような気がします。そのうち淘汰されたとか勝手な理屈で個体数を激減させるでしょうか?役目を失った犬達は繁殖させられて数を増し、今度は野犬化してまた駆除でしょうか?人間の世界でも同じことは繰り返されてますけど、管理監視側も体制が変わった途端いつの間にか駆除される仕組みはいつになっても変わりそうにもありませんね。


2月5日
 さて問題です。今後通貨の流通量が増えて今のお金の価値が二分の一になったとします。では、預貯金の価値はどうなるでしょうか?・・・そうですね、やはり二分の一になります。では誰が一体得するのでしょうか?正解は通貨の発行者です。さらにさらに、せめて収入は2倍になるでしょうか?・・・残念ながら、そうとは限りませんね。結局、収入も預貯金も減りながら、出費だけが増える仕組みになる可能性が非常に高いのです。誰ですか?物の値段が2倍になるなら収入も2倍になるだろう!なんておっしゃっている方は?正確に値上がり幅を反映させるところなどありません。便乗もあるでしょうし、間で抜く幅も広がるでしょう。従って、物の値段は2倍3倍になっても収入はせいぜい1.数倍なんて話になることだってあり得ますね。このようなギャップの中で倒産する会社も生活できなくなる方も増えるでしょう。一歩間違えば・・・杞憂だと良いですけどね。


2月4日
 過去のチャート履歴をみて長期(中長期と言っているかも)の予想をたてている・・・え?わかるの?そんなはずはないんだけど・・・。「中期」という定義が数ヶ月の場合の「長期」ならせいぜい数年の話なので銘柄によっては可能ですけど、「中期」が既に数年単位の「中長期」だったり「長期」って十年以上先の話ですね。おいおい、分析する対象の尺が足りないんじゃない?って話になります。それはもう「予言」とか単なる「希望」以外の何ものでもありません。公表する側は当たっても当たらなくても二分の一の確率ですから言い放題。しかし真に受ける側は「どこまでを余裕資金の限界とするか」で大抵は確率ゼロです。そりゃそうでしょうね。言い放つ側は「ここがストップ」などとは言いませんから。前にも申し上げましたが、500万儲けるのに1000万の余裕を持てれば考えてもいいケースはあるでしょう。しかし、500万儲けるのに1500万の余裕が必要なケースもあるのです。しかも何十年先かは誰にもわかりません。例え大きな何らかの市場介入があったとしても予定は未定。途中で通貨再編があるかもしれません。皆さんは、ひょっとしたら確率ゼロの投資をしていませんか?


2月3日
 チャートが優れていることで有名な某システムですが、アメリカの業者でこのシステムを利用していながら、登録・資本のラインをクリアしているのはわずかに3社だそうです。ところが内2社はチャート履歴が浅いので使い物にならないという落とし穴があったりします。困ったものです。履歴だけで考えると、未登録の資本もろくにない会社に分があったりします。このように、すべてが揃っている会社というものは現状は存在しません。しかし、利用者はひとつの会社で妥協しているケースが非常に多いようです。しっかり稼いで来ている方々からすれば、「それで売買できるはずがない」と思うでしょう。システムによって一長一短。何を頼りにどんな売買をするか、そしてどんなシュミレーションをするのかで利用するシステムの数も種類もある程度は決まります。ただ、やはり単一のシステムでは完結しません。単一システム=何かが欠落している、と考えて良いと思います。自分のしっかりしたトレード手法がない方は、おそらく疑問を持たないと思いますけど・・・。


2月2日
 FX取り扱い会社の様相も数年前と比べるとかなり変わってきています。今や手数料無料は当たり前、尚かつスプレッドも狭小となっています。投資側にとってはありがたい話ですが、実は却って有難くないとも言えます。つまり、これまではスリッページを抑えていたりスプレッドを固定していた部分を外してしまったという点で有難くない事になっているのです。手数料無料とスプレッド狭小の意味などないと言っても過言では無いですね。おまけにスプレッドをゼロにする会社が出てきますが、そうなればただ客が損失するのを待つのみという話になります。裏を返せば損失する客が圧倒的に多いということでもあるのです。スリッページと客の勝手な自滅で十分利益がでますと謳っているようなものでしょうね。資金の信託保全は大事ですが、儲けがあっての信託保全です。個々の会社で相対取引相場がなされている以上、客が損をすれば儲かるのはFX取引会社です。儲ける客からはスリッページ分とスプレッド分しか得られませんが、一体そんなお客さんがどれだけいるの?という話ですね。なにせ99%以上は負け組みなんですから。。。






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為替売買情報と為替売買手法を紹介する「FX NIPPON」のコラム集です。個人為替投資家が為替の売買情報やアクティブな為替投資のための手法を修得して、為替相場で勝ち組として生き残るためのお手伝いをしています。関連サイトは以下の通り。



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http://gntc.fc2web.com/ FX ZIPANG 為替情報と為替手法の有料紹介



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