為替情報と為替手法の『FXニッポン』2007年3月コラム

3月29日
　植木等さん80歳でした。･･･またお一人この世を後にされましたね。著名な方だと、報道もあるせいか妙に人間の寿命を意識させられます。世界中いたるところで生まれる命もあれば去る命もあります。私にもこの世を去る時が来るのですから、身近な話でなくても意識せずにはいられない今日この頃です。　さて、能登半島の震災を受けての義援金の経路は慎重にお選び下さい。まとまった寄付をされるのなら直接行政に問い合わせるほうがよいでしょう。特定の地域に思い入れがあるなら、少し小さな行政の枠組みに問い合わせてください。その経路によって使い方が色々あって、ボランティアの生活滞在費に化けるものもあれば、住民に直接関わる形で支出されるものもあります。下手すればどこかに眠ってしまう性質のものも多く、そういう意味では問い合わせる行政も選ばなければいけませんね。私達も微力ながら応援させていただきましたが、新潟の時がそうだったように、「一緒に寄付して」と委託されても困ってしまいます。募金のとりまとめはやっておりませんので、どうかご了承下さい。　明日のサイト更新は花見飲み会のため行ないません。こののんべえをお許し下さい。陳謝。


3月28日
　オフィス街にも子供の数が増えている今日この頃。そんな光景からも春らしさを感じてしまいますね。流行のファッションもあるのでしょうけど、時代が変わっても春の色彩はやはり春らしくあざやかな色調です。光の加減がそんな風に思わせるのかもしれませんが、閉ざされた雰囲気の冬を越せた生命の躍動感がひしひしと伝わるような瞬間だったりもします。思わず目を細めるようなまぶしさが増す春の日の午後は子供達にとって貴重な時間です。私達ぐらいになればこの時間を堪能する暇もないかもしれません。こんな陽気を恨めしげに眺めながら現実に引き戻される大人たちに代わって、せいぜい十分な春の恩恵を甘受してもらいたいものです。それにしてもアイスクリームが欲しくなりますね。とりあえず買いに走ろうと思ってます。


3月27日
　本日はしっかり仕事してますよ。このコラムが更新してないからといって中身も更新してないという訳ではなかったりもします。しかし、今週は後一回抜ける日がありますのでどうかお許し下さい。花見と称した飲み会は予定を立てても予定通り行かないことが多いものです。その日の天候と桜の咲き具合で、可能な人たちで実施するところに面白みがある･･･本業のほうの社長の意向だそうです。何故か漏れなく出席できる私は一体何者なんでしょう。予定通り行かないことも予定しておかなければ利益になりにくい為替相場ですが、ちょっと花見と似てたりします？用意周到でタイミングは逃さない点についてはそうでしょうね。ただ、為替の場合一年待たなくても良いですね。果たして良いのか悪いのか一概には言えませんが、失敗しても出直す機会に恵まれているのは為替のほうでしょうか？桜は一年周期ですが、為替も一年周期程度の売買スタンスだったりすると「失敗！」なんて言ってられなくなります。やはり用意周到でタイミングを逃さないことが大事なのでしょう。しかし、やっぱり桜の花見は見損なうと二度と取り戻せませんが、為替では取り戻す事ができるという点において決定的な違いのように思えます。


3月26日
　花見のため更新しきれませんでした。中期のトレンドだけは更新してます。少し風があって寒そうなんですけど･･･しかもそんなに咲いてない･･･。


3月23日
　今年は花見酒の予約が多くて･･･私事でまことに申し訳ありませんが、今月下旬は虫食い更新になりますがどうかご容赦下さいませ。26日から31日までで4回程入ってます。できるだけ更新しようと思いますが、会社単位の花見が2回ありますので最低2回は穴が開きそうです。昼間から良い身分で、この会社大丈夫？と社員が首をかしげるような話です。そこはそれ、経営者？も思惑があってのことでしょうか。普通の会社じゃあり得ないですよね。世間の風当たりも強い事ですし、あんまり派手に羽目を外すのも考えものだと思いますけど、例によって単なる老婆心？話は変わりますが、今は回線増設も手軽になりました。接続回線が3本以上入る家庭も平気であるぐらいです。そこにどんな意味があるのかは利用用途によるのでしょうか？ほんの少し前には、複数回線を所有すると維持費も物理的にもかさばっていけませんでしたが、かく言う私んちも有線2本にモバイル系1本を使う割には以前に比べてすっきりしてきたようです。願わくは、モバイル高速データ通信定額制の提供エリアが日本国内全域（無茶？）になってくれること。一定地域での利用より移動時の利用のほうが実用需要ですもんね。


3月22日
　桜の開花が各地で本格的に報告されてきているようです。寒の戻りが影響してか、驚くほど早い開花にはなりませんでしたが、それでも幾分早いために学校の卒業式などではすっかり葉桜になっているかもしれませんね。あてが外れるといえば、為替売買におけるストップ設定でもそんな経験があることでしょう。多分ここで押さえておけば、相場は意図した方向に動くだろう･･･得てして裏切られるものです。誰もがそう思うわけですから、そのストップはおそらく非常に多くの方がストップ設定しているわけです。ちょっと考えれば、そのストップを1ポイントでも超えれば儲かる人がいるということもわかるはずですね。しかし、そんな急場しのぎの高値（安値）越えは長続きするものではありません。一定の混乱を招いた後は、本来の流れに飲み込まれ沈静化していきます。相場で一定の成果をあげようと思えば、普段のノーマルな売買もさることながら、相場の混乱期には本来の流れがどこにあって様々な決断をどこで下すのか、ルールを厳格に決めていなければなりません。当然何が起こるかわからないうえにまったく同じ相場はありませんので、ルールの優先順位に従って順次対処していくことになります。よって、どんな裏切られ方をしても手ひどく損失を被る事もなく、油断さえしなければ損失を取り戻すだけではなく、その先の利益にまで手が届くことになります。一定の売買の形は裏切られるためにあります。そこで売買する人がいれば、そこで失敗するのを待っている人もいるのです。そこで売買する人は失敗したときの売買も、さらにその先も見据えた相場観が必要だとは思いませんか？


3月21日
　為替投資で勝つことしか考えないのも問題がありますが、負けることしか考えないのも問題があります。つまり、勝つ確率を計算できない手法で売買しているから損失だけを見てしまうのです。何度も申し上げますが、為替相場で100％勝つことは不可能です。しかし、所詮利益だけを積み上げることはないのですから、相場の波のように損失と利益の波の中で「最終的な」利益の積み上げを目指すべきなのです。アクティブな投資と言えど、この波の原理は変わりません。納得がいかない方がいらっしゃるようでしたら、悪い事は申しません。どうか早めにアクティブな為替投資（証拠金取引）をおやめ下さい。・・・しかし、聞く耳をもたないでしょうね。煽る人間が後を絶ちません。しかも恐ろしい手法や情報で何をかいわんや。主催者がまったく為替を理解していないのですから怖い話です。他人事だと思えば良いんでしょうけど、同一視されるのも御免です。巷にはおいしい話が一杯ですが、何のリスクもなしにお金儲けなんて虫が良い話はないものですよ。


3月20日
　このところの寒の戻りで、ぐつぐつ煮込んだ煮込みうどんが恋しくなるのは私だけでしょうか？もう十何年も煮込みうどんなんて自分で作った事はありませんが、独身時代は不慣れながら幾度となく作ったものです。結構煮込み加減が難しくて、煮込みすぎても箸では掴めない位やわらかくなってしまうし、煮込みが足りないとソフト麺で作ったうどんのようになってしまいます。もちろん乾麺を使うのかゆでうどんを使うのか、はたまた手打ちもどきを使うのかでそれぞれ違いますが、いずれも相応の煮込み具合が必要になります。若い頃はそんなことに悪戦苦闘しながらも、やっと好みの煮込み具合にめぐり合うことができたときは、それはそれはそれだけでもう幸せでした。人が作ったものにあれこれ言うのは簡単ですが、いざ作る側にまわると、完成されたものが試行錯誤を経てどれだけ手間ひまがかかっているのかよくわかるものです。思いつきで成功する煮込みうどんもありますが、個人の嗜好に応じた煮込みうどんは手間ひまがかかるものですよね。為替証拠金取引の投資手法もじっくりかつほどほどに煮込んでおいしく利益がでるようにしたいものです。


3月19日
　しばしば深夜に車を走らせることがありますが、最近気付いた現象･･･飲酒運転者は、暴走等の明らかに異常な運転をするか、やたら速度制限を守って不自然な運転をする。そんな光景をご覧になった事はありませんか？これだけ飲酒運転に対する取締りが厳しくなっても、何とかして乗って帰ろうとする人たちが後を絶ちません。皆さんは間違っても飲んだら乗らないようにしましょうね。もう、一昔前のように飲んで運転する車に乗る知り合い縁者を、「ほっとけばいい」わけにもいきません。知りながら放置した側も悪くなります。くれぐれも、くれぐれも飲酒運転は厳禁ということでお願いいたします。


3月16日
　数日前に某所の踏み切りで泥酔運転の末、乗用車を放置したニュースがありました。当事者の事件背景などは知る由もありませんが、現代人のストレス暴発の象徴のような気がしました。特段勤務先での言動に問題が見られたわけでもなく、むしろ控えめで低姿勢な方だったと聞いております。彼に何がそうさせたのか直接的な原因はともかくとして、普段から鬱積していく何かがあったのでしょうね。生きる以上、何らかのストレスは感じているはずですから、形は違えど誰もがストレス解消のはけ口を模索していると思います。通常はそんな解消の仕方をしていない人も、何かがきっかけで考えられない暴発を起こすことも十分あるのでしょう。先日の事件は、関係者以外にはそんなに注目されるようなものではありませんでしたが、誰もが決して他人事ではない事件だったのかなと考えたりもします。こんな事は昔から良くあることですよ･･･確かにそうだったんですが、事件のご本人は昔と違ってどんな処遇を受け、どんな生き様になっていくのだろうかと、他人事ながら少し気にかかりました。･･･なぜかお名前までしっかり覚えてしまったんですよね。


3月15日
　世の中の景気は良くないことの象徴として、ご近所の奥様は内職をなさっているとか。子供が小さいとフルタイムで働く職場も難しいですし、選択の余地はあまりないのでしょう。うちは思いっきり共働きできる環境であって、為替投資までできるのですから恵まれているほうですね。社員にもなれずに子供を抱えてにっちもさっちもいかない家庭はそこここにあるというお話です。しかし、そんなお家でも新車を二台フルローンで買ってしまうのですからよくわかりませんけどね。無駄が必要な為替相場ですが、無駄な出費はどの分野ででもしたくはないものです。力いっぱい借金の為に生気を使い果たす生活は少し考え直したほうが良いと思いますが･･･、余計なお世話ですね。しかし、借金までして為替投資をするのは絶対に間違っています。余裕資金がないのならしばらく為替投資は封印してください。余裕資金に対していくつの売買ができるのか計算できない投資もやめましょう。生活も投資も計算できる部分とまったく予測のつかない部分があることは皆さんご承知ですね。せめて、計算できる部分はしっかり計算しておくべきです。そして、何が起こるかわからないところでどんな対処までが可能なのかといった余裕を作ることが、この先の新たな展開へ向けた基礎ともなるのでしょう。


3月14日
　桜の開花時期が一週間ほど延びたそうです。当初3月18日と言う話でしたから、結局下旬にまでもつれ込む事になりました。だからといって今年の冬も例年通り寒かった事にはならないのですから、やっぱりおかしな気候だったんですね。今更の感想ですみません。今更と言えばリリー･フランキーの「東京タワー」ですが、その昔、２０年前のことをふと思い出させたりもしてくれます。ストーリーにはまったく関係しないですが、当時の気持ちや人間関係というものがつい昨日の事のように脳裏によみがえってくるものです。当時があって現在に至るわけですから、貴重な時間を育んでくれた当事に感謝感激雨あられ･･･しかし、調子に乗って思い出し過ぎると思わぬところで横槍が入ったりもします。うちの奥方にはちっとも面白くない当事だったりするんですね。


3月13日
　為替相場の特性のようなものを昨日お話ししましたが、相場が上下を繰り返すのなら、その上下についていけば利益しか出ないことになります。「ついていければ」です。残念ながら、まぐれ以外でついていけた人を見たことも聞いたこともありません。仮にそんなことを吹聴する御人がいたら、間違いなく嘘つきです。上下することは間違いありませんし、ほぼ予見する事は可能ですが、１００％の予告は無理です。さらにどのくらいの規模で上下するかも見通すことは難しいのです。不可能の権化みたいな課題が二つも解決できない相場なのに、システムトレードやら必ず何％の利益を･･･などと確約できるはずもありませんね。勝ち続けるのは不可能と言っても過言ではないでしょう。為替投資を本当に物にしたいと思うなら、相場の上下に伴う「利益の無駄」という概念を捨て去らなければなりません。あくまでここにかじり付く限り、為替投資で生き長らえ、勝ち組であり続けることも困難になるのです。さて、皆さんは「利益の無駄」をどう捉えますか？


3月12日
　なまこの季節が過ぎようとしています。現代では少し大げさですが、旬の味としては、やはり冬が一番なんでしょうね。ちょっとグロテスクで好き嫌いがはっきりする食べ物です。しかし、仕込んでおいた海鼠腸がこれからは酒の友になりますね。見た目抵抗があると言えば、為替における両建ての売買もそうですね。一見一方建てのほうがリスクも少ないうえに、利益も大きく取れるように「見える」のが余計そう思わせるのでしょう。実際は一方建ての利益を得るには数知れない関門が立ちはだかっているものなのですが、その利益に目がくらむと注文する前から既に獲得したかのような錯覚に陥ります。リミットに到達する保障は、そのリミットが大きくなれば大きくなるほど小さくなるものです。この道理が理解できないと、小さな利益を得るために大きなリスクを犯すのは云々と考えてしまうものです。為替投資を始めた多くの皆さんが陥りやすい間違いなのですが、正しく為替相場の原理を理解するまでには相当の時間を要する事になりますね。そもそも為替相場では上下を繰り返すことが当たり前なのです。妄想投資で稼ぐ事は不可能です。為替相場の本質を知らないで投資する皆さんにとっては、せいぜい博打レベルのものでしかない為替投資･･･奥が深いでしょ？


3月9日
　関東の開花は3月18日以降なそうな。早い？見頃は3月25日ぐらいでしょうか。さて、相場は調整ムードですが、このまま一直線に戻すとは思いにくいですね。今回の下落（銘柄によっては上昇）をもう一つ進めるような展開がないとも言えません。現在調整方向に売買している皆さんは、そのような事態にはどう対処するのか決めておいて下さいね。下手すると往復びんたなんて事にもなりかねません。しかし、きちっと対処できればどれもこれも実になる要素が充分あります。なお、あまり先が見えていない方には今回の騒動への参加はお薦め出来ません。じっと成り行きを見守るべきです。


3月8日
　そろそろお花見の季節となります。桜の開花時期が早いと言う予報が出ていますが、ここ数日の寒の戻りでつぼみもまた固くなったかもしれませんね。一応３月１６日ぐらいを期待しながら、花見酒の準備が進められています。しかし、確か数年前には３月中旬には開花していたような？？？今年はそんなに早いでしょうか？この２,３日でわっと咲いたら、なるほど暖冬の影響か！と納得しますが、中旬以降になると桜に関してはそれほど影響を感じない･･･季節感を感じる象徴でもあるので、今度は体内時計が「こんなもんだろう」と納得してしまうかもしれませんね。


3月7日
　昨日の牛筋煮込みは旨かった･･･。皆さんのご家庭ではどのくらい煮込みますか？うちでは軽く8時間は煮込みます。しかしこれがなくなるのはあっという間。大変好評です。ただ、味付けは意見が分かれるところで、西日本出身者は薄口醤油で繊細な味付けを好みますが、東日本出身者は濃い口醤油でどっぷり濃厚な味付けを好みます。人ん家の料理に意見があるのもどうかと思いますが、ベースがあっての話ですから、味付けは来客によって変わってもいいものですね。為替売買手法も基本がしっかり備わっていれば、多少の味付けが変わったところでまずくなる事はないものです。しかし、はなからまずい理解しかできていないと、味付けでどうこうできる代物ではなくなってしまいます。「あ～あ、やっちゃった･･･」なんてならないように、しっかり基礎を身に付け、おいしいい味付けをしてやってください。


3月6日
　一連の乱相場によって、どこもファンダメンタル的解説が目白押しですが、それはあくまで解説であってそれ以上でもそれ以下でもありません。しかも推測の域を出ない話であって、解説で何を吹き込まれてもやはり自分の目で相場を確かめなくてはなりません。当たり前の事ですが、相場が右往左往するときは特に投資家も翻弄されがちです。他はどう言ってるのだろう？何か決定的な判断材料はないだろうか？・・・投資手法に自信がなければ余計でしょうね。「相場がどんなことになってもいつもと同じ。」こんなスタイルを持ち続けていたいものです。もっとも･･･いつもと同様に損失･･･では意味がありませんけど。


3月5日
　為替相場は各方面の大方の予想に反して下落（上昇）を続ける銘柄が多いですね。投資家が信頼を寄せる結構多くの情報提供機関が、短絡的な見解を見せたおかげで投資家は手ひどい仕打ちを受けているといった具合です。しかしかばうわけではないですが、一方向を選ぶ危険性は元より大きいわけですから、その反動も大きく、手離せない状況に追い込まれれば、いわゆる塩ずけとあてのない資金補充に追われることになってしまいますね。それでも確固たる裏付けに基づく展望があれば、塩ずけと資金補充で耐える意味もありますが、他人の受け売りや「なんとなく」で長期保有は辛いものがあります。中にはスワップを稼ぐのだからいいんだと開き直る方もいますが、意地で投資をするものではありません。保有し続けるのか手離すのかの見極めをしっかり検討して、ご自分の投資スタイルの足枷とならないような対処をすることも大事ですよ。


3月2日
　なにか、設定を変えるとかでメンテナンスしております。まったく知らされてなかったので、予めお知らせできなくてごめんなさい。西日本窓口とどうのこうのと申しておりました。


3月1日
　えーと、このところの市場下落に関してコメントするほうが良いのでしょうけど、うちはあまり関係ないですね。一過性の相場乱高下は良いか悪いかの二通りの結果と、悪かった場合の取り戻し作業を伴います・・・要はいつもと変わらないのです。「なあんだ」と思いますか？為替相場がどう転んでも退屈で地道な作業の繰り返し。これが私達の為替投資です。

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