2008年2月5日

為替情報と為替手法の『FXニッポン』2008年1月コラム

1月31日
 さあ、旧正月です。今は年末・・・ちょっとピンとこないですね。しかし、風水や各種占いなどは大抵旧暦なんだそうですよ。占いで投資を考えているわけでもないので、どちらでも構いませんが、あせって新暦で事を始めると却ってよろしくなかったりもするそうです。血液型同様当たっているのか当たっていないのか、とてもグレーゾーンが多い占いですが、大事にされている方は結構いるんですね。私も風水や占いを排除するつもりはありませんが、どうせなら生半可に覚えて「当たらない」と言うより、徹底的に探求してみたいと思うほうです。ただ、各種占いの背景にあるものが非常に曖昧すぎて手が出せません。相場よりはるかに曖昧な世界ですから、いつの日か何かが降りてこない限り、私にはこの種の分野の受け売り伝達しかできそうもありません。例えば、「掃除はマメにするほうが良いんだって」とか・・・掃除しなくちゃ。


1月30日
 GMOグループが日本国内ある地方の息も絶え絶え地銀をバックアップする話がありました。自力で何とかできない地銀も情けないですが、地銀だけの問題でもないのです。この地銀をメインバンクとする地域の商工店主等の民族性にも相当の問題があります。ちょんまげ時代から公的な巨大庇護を背景に、実にプライドと名目にこだわってきた人種です。脈々と根付いてきた怠慢根性は今日明日に変化を望めるものではありません。公的資金の投入を受け、皆さんの血税をむさぼって生き延びてきた人種です。徹底的に懲らしめないとこの先ものうのうと同じ事を繰り返すでしょう。GMOとの話は、この地域に喝を入れる良い機会だと思っていました。ところがところが、いけませんね。いっそのことこの地域を周辺自治体に分割してしまえば良いのに・・・と真面目に考えてしまいます。膿を根絶できない限りいつまでも膿み続けるのでしょうね。


1月29日
 唐突によみがえった記憶なのですが、そういえば幼稚園から今日まで、隣に座った人達とは親しくお付き合いさせていただきました。不思議とちょっと苦手と思う人には当たらなかったようです。多分よく話をするからなのでしょうね。相手のことも自分のこともよく知りよく知ってもらうことで、親しくなれたのでしょう。極当たり前のことですが、時としてこの当たり前の作業が簡略化されたり、故意に行なわれない場合に苦手意識を強く持つものです。理解しきれない部分が多く、お互いに調整できなくなってしまうためとも言われます。FXに限らず投資も似たようなところがあります。つまり十分に相場を知らないがために都合の良いところしか見なくなる・・・そして負ける・・・苦手になる。知らずに仲良くなれるのは稀なことです。しかし、良く知れば接し方も見当がついてくるし、仲良くもなれる。仲良くなる事は負けないことでもありますから、投資で成功するには欠かせない話になりますね。相場が私達個人に順応するはずはありませんが、私達自身が相場に順応する事は可能です。個人の都合のみ主張しては仲良くなれない道理ですね。実に耳が痛い・・・。


1月28日
 寒さが身にしみますね。日が伸びて日没時間は遅くなりつつありますが、寒さだけは冬そのものです。日中も気温が上がらず、できれば屋内で過ごしたいような日が続きます。 しかし、大阪国際女子マラソンの福士選手の気概には圧倒されました。身が引き締まるような思いをしたのは私だけでしょうか?なにかハンマーのようなもので後から激しく打ち付けられたような、そんな感覚さえ覚えました。言葉にすると陳腐になりますが、兎に角立って前に進みゴールを目指す姿勢は、準備不足だろうが計画ミスだろうが、極限に立たされたときのしぶとさを、まざまざと見せつけられたような気がしました。福士選手だけではなく、私達の誰もがあのようなポテンシャルは秘めているはずですから、マラソンではなくとも多種多様な分野で、それぞれがそれぞれのしぶとさを十分発揮し得るはずだと叱咤されたようなシーンでした。所詮は勝手な思い込みによる自己啓発に他ならないのですが、何かを他人から学ぼうという意欲が自分にもまだあるのだなと、ある意味ホッとさせられた一件でもありました。私自身先はそんなに長くはないのでしょうけれど、どうやら学ぶべき事は山ほどありそうです。


1月25日
 風が強くていけません、そのわりに出歩く人が多いとはこれいかに?雪や雨、そして台風となれば出歩く人も少ないのに、風だと何故に余計多くなるのでしょう?昔から言うように桶屋式の考え方?そうそう、株式や先物、そして為替投資ファンダメンタルもそうですが、この「桶屋式」発想ですよね。桶屋式発想の良いところは、どこまで読み切るかによって見返りが大きく変化する事(良い?)。どこまで先を読むかも大事ですが、あまりにも読みすぎても的外れになりかねません。かといってそこそこの読みでは誰もが思い至るが故にはかばかしくない結果になってしまいます。的を得た先読みの深さが勝負と言っても過言ではないかもしれませんね。しかし、その難しさは醍醐味とは裏腹に敬遠される大きな要因になります。為替投資の場合、一見逆手の展開でも利が出る仕組みに見えるため、平易な印象を受けます。しかし、実際の投資を見ると多くの人が両建てではないことに気付きます。実績あるプロのトレーダーも両建ての発想から入ります。なのに自己流の「桶屋式発想」が最優先される・・・。片道切符は桶屋式発想を通り越して妄想の域に達してなければ良いのですが?


1月24日
 ガソリン25円安ければ・・・そりゃ全然違いますよね。財源としてキープしておきたいのはよくわかりますが、結局は使い道の話ですから。手間賃としてあちこちで搾取されれば25円分なんてあっという間に飛んでしまいます。構図がおかしい話が多いと思いませんか?まずは楽して取り分をキープしておいて、残りを下に降ろすから足りなくなるのです。全体的にスマートにしようといっているのに、この「キープ根性」だけは変わりません。精一杯企業努力をする会社もあれば、「国がやってんだから」といまだにキープ体質の変わらない経営側も多いですね。格差が広がるのはそこに理由があるのに、格差OKみたいな間抜けな政策に一時は乗っかったつけが、どうやら回ってきているようです。国民新党が折衷案のようなものを提示するとか。道路族から折衷案が出るということは、25円の財源はどうしても確保しなければならないというものではなさそうです。ちなみに各知事は今回の事で白黒はっきり色分けできそうです。こんな連中に都道府県政を任せたくないと思った方も多いでしょうか?しかし、誰もが間違っている事もうやむやにせざるを得ない人間関係に生きる宿命ですので、結局どんな立場に立つのか興味深々ではあります。ちょっと悪趣味ですけど。


1月23日
 やっと降った雪。午前中のみの雪化粧でしたが、確かにそこに雪は降りました。かろうじて見られる名残もこの時間にはだいぶ少なくなり、どこかの漁港で180本ほども揚がったマグロのように、一時的な異常のような感覚になってしまいました。そういえばFRBも0.75%の利下げに踏み切ったとか・・・。1990年以来の利下げは果たしてどこまで持つのやら。こちらも一時的な異常として相場の動向を飾る程度にならなければいいですが。真価は来週以降に発揮されそうですが、例えばUSD/JPY、1月22日の最安値を下回らなければの話です。あっさり下落が続くようだと102円を割り込むことも見えてきてしまいそうです。かなりの抵抗は予想されますけどね。


1月22日
 今度こそ雪?期待は高まります。望むのは私だけのような気もしますが・・・いえ、少なくとも子供達は同様の気持ちです。なんとも頼りない援軍ですが、期待は裏切られそうな気配も少なからずあります。為替投資に資金はどのくらい必要でしょうか?という問い合わせは良く頂きます。一般的な認識としては、間違ったPRのせいもあって5万でも10万でもあればできるということになっているようです。従って、せいぜい50万100万の資金から手軽に始めてしまう事になります。しかし、実際は50万なら1万単位での売買がせいぜいです。5万円なら1000単位、500万でやっと10万単位で勝負できる世界になります。必ずしも当てはめなければならない「ものさし」ではありませんが、例えば50万で10万単位の取引を行なうのは、できないことはないですが無謀だとわかりますね。100万で5万単位の取引もやはり同様です。売買ができても余裕がなかったり損失した場合のその後の売買ができないようでは元も子もありません。100%勝つことはあり得ません。いつかは損失が発生します。その損失は1回目かもしれませんし、20回目かもしれません。投資手法に応じて損失余裕が計算できていく事になります。逆に言えば損失余裕の計算ができない投資は相当やばい投資手法だという事です。売買規模に応じた損失予測ができて初めて利益計算ができます。この話は地味ですが非常に大事です。あなたのお使いの投資手法はどれだけの損失余裕が必要かご存知ですか?


1月21日
 雪が降る雪が降ると言いながら、なかなか降らないものですね。例年なら・・・とか、温暖化の・・・とか、気象に関するコメントも毎回のことでうんざりしていますが、降雪地域の人にしてみれば、毎回の降雪に加え少々多いかな?ぐらいになるそうで、それはそれでうんざりなんでしょう。人間の故意のいじくりも嫌ですが、自然の悪戯?は時として人間に無力さを実感させるものですよね。雪の滅多に降らない地域ほど細心の注意を払わなければいけないのでしょう。しかし、この細心の注意はいつ起こるかわからない対象のために四六時中払われるものではありません。そのため、下手をするとノーマークに等しくなってしまうのです。ただ、滅多に無い部分の危機管理を十分な形で行なうことは難しくても、「起こった場合のシュミレーション」は可能なはずです。何も準備できてない場合の現実的なシュミレーションは、最低限の危機管理対策を誘発します。眠っている危機感を喚起するのでしょうね。従って、必ず冬場にチェーンを携行するとか、懐中電灯を携帯するとか、各電池や機能を確認しておくとかの「備え」につながっていくのでしょう。為替投資も同じですね。危機管理対策が少しでも現実的にできているなら、損失も少しは縮小できる・・・雪から為替は少ししんどかった・・・。


1月18日
 連日の更新時間遅延は、私の本業で午後一の仕事が押しているに他なりません。かといって午後二の仕事も多い訳でもなかったりします。午後一の仕事の後午後二の仕事までおよそ3時間の空き時間があります。当HPの更新はこの時間を利用しております。勤務中の内職のようですが、正式には私的な時間になります。決して時間給ではないのですが、変則勤務がやむを得ない職種のため、会社は社内拘束手当てのようなものを(微々たるものですけど)支払って、会社付近にとどまっている事を条件に午後二の仕事までの時間をつないでいる訳です。労働基準法的にいうと・・・色々解釈はありますが、ここでは割愛します。当の本人はそんなに悪くない環境だと思っていますし、だからこそこうして更新できていたりもするのですから。実を言いますと、毎回必ず私が更新しているわけでもなかったりします。圧倒的に私の仕業なのですが、たま~に他のスタッフ~が弄ってくれていたりもするのです。今日のコメントは違うなと感じたことありません?ないようでしたら・・・「全部私一人で更新してます!」・・・ということにしておいて下さい。「毎日大変ですね」とお励ましを頂いてしまったものですから、罪悪感を覚えてカミングアウトいたしました。


1月17日
 損失のケースは様々です。現場では現場の悩みも少なくないようです。基本的に通常の売買なら実際に当方も売買した様に真似ていただければ良いですが、損失したケースでは当方も損失した状態を想定して売買します。つまり、損失した状況に応じていくつかのパターンの売買をしていくわけです。実況中継ですから投資顧問業のようにのほほんとしている訳にはいきませんね(失言でした)。判断して作業してそれから中継・・・「私はこの方法とこの方法をとります」そんな流れになります。ストラテージシェアは牽引役はおりますが、討議の場という位置づけですから題材をあげて議論する以上、どんな売買の形も対象になりますので色んなケースを解決することができます。しかし、通常の売買で必要以上のケースを想定して売買することは非常に負担になります。つまり当方が「こうする」とした条件の下で売買したものは当然当方も利益も損失もあり、損失すれば損失回復も行ないますが、条件から外れてしまって損失した場合の損失回復までは実演しきれないことになります。投資顧問業になってしまうからという理由と、不公平感があるという理由があげられます。言った者勝ちのようになってしまうのもまずいですしね。ストラテージシェアやメイスンFXクラブに参加して討議していただければ投資顧問業にも当たらず不公平感も生じず解決します。しかし、通常売買の中継の中で両方を克服するには無理があります。個人的な感情からすれば、「みんな救済」の方向でいきたいものですが・・・。


1月16日
 有料情報・・・正確にはクラブ会報という位置付けですけどね。これを利用している皆さんは個人投資家の方ばかりではありません。中には先物営業マン氏もいらっしゃいまして、顧客への特ダネとして利用しているとか。そんな皆さんは自分で投資してませんから、損失しても一向に痛くないわけです。それどころか、損失回復のネタはまる取り。数倍賭けで回せば回復も早いしそれ以上の利も出ます。まったく悪知恵だけはいっちょ前に働きます。人間関係、どこで繋がっているかわかりませんからね。営業ツールとして使うのも良いですが、あんまり波風立てないで下さいな。


1月15日
 システム手帳かカレンダーか、メモ書きか・・・モバイルメモでも良いでしょう。その日のうちにこなさなければならない事を書き留めておくもの。結局ひとつにならないのは私だけでしょうか?頻繁に活用するのは「TO DO LIST」。持ち歩くのならシステム手帳と「TO DO LIST」の二つのみです。もちろんモバイル端末も携帯しますが、「一目で」とはいかないんです。必ずキー操作が必要であって時間のロスになります。では、書き込む速さは?試行錯誤しながら打ち込むのなら、手書きも打ち込みも大して時間的違いはありません。システム手帳には長い目でみた予定が書き込まれております。PCでなら長期予定と短期予定の一覧を比較することも可能ですが、モバイル端末画面でこの作業は不可能です。モバイルPCだったとしても、今度は携帯にかさばり見開きに手間がかかるという難点も出てきます。モバイル製品には様々な機能を組み込むことができて非常に便利ですが、毎日の諸活動については「覚書」程度の「TO DO LIST」のほうが手軽で使い良いと感じてしまうのです。やはりまだまだ1990年代の感覚なんでしょうね。世の中についていけないのか、もっともな感想なのか・・・?平成原始人の私はアウトローの極み?


1月14日
 成人の日・・・20歳の式典から早20数年。倍以上経ってしまいました。当時の心意気を今もって新鮮に抱ける方は少ないと思いますが、毎年ピュアだった当時を思い起こすきっかけにはなります。当時の自分は成長しただろうか?何か達成できただろうか?どうです?三歩進んで二歩下がるのなら良いですが、私個人は一歩進んで五歩下がって三歩進んで一歩下がって時々反復横跳びなんかもまじえて二歩進む・・・元に戻ってます。成長してないかもしれません。下手すれば贔屓目の分後退している可能性は多いにあります。後退するのは髪の生え際ぐらいにしておきたいものですね。


1月11日
 戦中派でもオイルショックの名残でもないですが、家捜ししていると、たまに買い置きの商品を発見する事があります。先日は年末の大掃除で缶コーヒーのケースを発見しました。そういえば購入したような気もしますが、賞味期限を見ると2007年7月27日・・・半年前に切れてます。しかし、相手は缶コーヒーということもあって、「折角だから飲んでみよう」とばかりにいただきました!・・・腹痛が・・・3本目ぐらいでついに来ました。横着はいけませんね。家族からは「馬鹿だねまったく」と冷ややかな反応の中、年始の体調不良に繋がるわけです。相場を眺めながら「これが本当の自己責任。うまい!!」などと、定期的にしぼれるお腹の痛みに加え悪寒まで呼ぶ始末。かの缶コーヒー・・・全て廃棄いたしました。


1月10日
 さあ、今晩あたりから相場の動きが激しくなるという期待感?があるようです。どっちでも良いですが、こんな時こそ本来の相場観を見失うと手痛いしっぺ返しがあるものです。基本的に、一定の法則に則って一定の売買をすることこそが正しい結果を生み出すのです。その結果、何が良い、何が悪いの見極めも容易になるのであって、ランダムに無法則で売買していたのでは、良ければ「ラッキー」悪ければ「運が悪い」の域を出ないのです。一般に公開されている手法のコピーも良いですが、公開されている部分のみでは儲かる手法は、まず「ない」と言えます。本当に儲かる仕掛けは「見えない」部分にあるものです。では、見せている部分は無意味なのか?・・・違いますね。不完全なだけです。それだけでは機能しきれていないわけです。本当に稼ぐ人の手法はほぼ酷似するものです。しかし、一般的に公開している部分で、本当の意味で儲かる手法を公開しているところはひとつもありません。何かを欠いている・・・欠けさせていると言った方がよいでしょうね。全ての手法を洗い出して、必要なところをかき集めれば完成するかもしれません。しかし、現実的にそんなことは不可能に近いものです。では投資顧問業登録業者に頼めば良いのか?・・・彼らはナンピンを前提に話をするはずです。一定の損失を理解してもらったうえで売買できるなら別ですが、絶対に損をさせないスタンスの場合必ずナンピン(もしくは余裕拡大の要請)を用いるはずです。相場の特性からそうせざるを得ない理由があります。そうして、いつかとんとんになるタイミングを待たせておけば、少なくとも損失で終わる事はないのです。申し訳ないですが、少なくともFXに関しては投資顧問業者は従来の先物会社営業とやってることは変わりません。手法的には決してNOではありません。しかし、大きな余裕資金が必要ですよね。絶対に損させないスタンスであれば当然でしょう。儲ける術を知らなくても、唯一その作業だけ心得ていれば投資顧問業者として成り立ちます。国の投資顧問業登録の可否は質ではなく、資格だけです。下手すると素人のホームページで紹介している個人売買よりも幼稚な手法しか持たない(あるいはそのふりをしている)投資顧問業者がいますね。結局、確かな手法を持つ個人にマンツーマンでじっくり指導してもらうしか手がないことになります。当方にも現在投資クラブの代表が手法の勉強にいらしてます。幾多もの投資顧問業者を経由した挙句の果てとおっしゃっておりました。結局、表面的な立派さで内容はわからないものです。体裁イコール実力ではないことは見せ掛けの手法イコール儲かる手法ではないことと相通じると思いませんか?


1月9日
 再三同じ話で恐れ入りますが、一度に同銘柄と同手法で100人も同ポジションで売買したらどうなりますか?比較的信用できそうな何かを頼りに売買すればこんな事は起こり得ます。一人が1万単位以下で売買するわけでもないのですし、相場そのものに与える影響はかなりのものになります。できれば数十人でも警戒したいところです。個人投資家がみんな少額投資していると思ったら大間違いですね。中には法人投資の関係者もいるかもしれません。機関投資等がどうのこうのと考える前に、知らずに機関投資のお手伝いをさせられている可能性だってあります。投資した方向性が大流の意に沿えば良いですが、いつでも大流を読みきれるわけでは無いものです。実弾を大量投下するという事は、実相場においては相応のリスクを伴なうわけです。一人一人は大量投資でなくても、結果的にまとまった売買になれば相場での反映は同じことなのです。1000万単位以上になる売買を一体個人が自由自在に操れるものでしょうか?元相場関係者でも無理な話です。よっぽど強力な後ろ盾(ずるということ)がなければ成り立たないのではないでしょうか。ご用心ご用心。


1月8日
 相応という言葉があります。多くの人は要領よく得する事を望みますが、恩恵に預かれる人はそんなに多いはずがありませんね。全ての人が等しく得をするのであれば、それはもう得ではなくなってしまいます。市場の勝ち組も似たようなところがあります。誰もが特権を望む気持ちはありますが、一定のハードルを超えた人達が特権を得る対象になり、そしてさらに篩いにかけられていく・・・宝くじもプレゼント抽選も同じです。通常は商品やサービスに対して相応の対価が存在します。「相場」がそうですが、各個人や法人の懐事情と「相場」のなす価額は切り離して考えなくてはなりません。一本3円だったきゅうりが一本50円になったとしても、比較的無関心に買うかもしれません。しかし、250万の相場価額だったものが、450万になった場合は同質のものが450万になったわけで、収入が変わらなければ「きびしい」買い物になりますね。しかし、450万の相場価額が妥当なのに250万の値がついていたとしたら?当然それは200万分の質が落ちている事になります。250万で購入した人は得をしたわけではありません。価額相応の買い物をしただけのことです。しかし、懐事情からすれば200万も助かった錯覚に陥ります。厄介ですね。わかっている筈のこんな仕組みが、当事者となると頭からすっ飛んでしまいます。どうです?身近な「相応」な価額について意識できてますか?


1月7日
 原油高で始まった先物相場の影響だそうで、ドル円も下落から始まった新年相場でした。しかし、それはそれ。今後もドル円下落かどうか、原油高のままかどうかなんて完璧な予想は決してできないものです。決してできないもののドル円下落が持ち直す保証もありません。どこまでの予想を精巧に組み立てて、どこからを包括的な予想に切り替えるか・・・もちろん自身の売買がその包括的予想部分にあるのか、精巧な域でのものかを認識できてなくては話になりませんが・・・漠然とした方向性だけではなく、各領域の各動向に応じて具体的な手を煮詰めていなくては、実利を得る売買には程遠くなってしまいます。ものぐさ投資は慎重投資とも言います。先々どう転んでも対処できる術を予め用意している「ものぐさ」だからこそ、結果「慎重」な投資であって実利の上がる投資につながるわけですね。


1月4日
 なんとか2008年初更新完了。能書きを考えるほどの元気もないので早々に退散いたしまする。


2008年1月3日
 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 本日からスタートでしたが、体調不良で更新できてません。申し訳ありませんが、体調復帰からの開始ということで甘えさせて下さい。





FX日本(エフエックスニッポン)です!!

為替売買情報と為替売買手法を紹介する「FX NIPPON」のコラム集です。個人為替投資家が為替の売買情報やアクティブな為替投資のための手法を修得して、為替相場で勝ち組として生き残るためのお手伝いをしています。関連サイトは以下の通り。



http://fxn.client.jp/ FX NIPPON 為替売買情報と為替売買手法



http://gntc.fc2web.com/ FX ZIPANG 為替情報と為替手法の有料紹介



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