2008年7月2日

為替情報と為替手法の『FXニッポン』2008年6月コラム

6月30日
 世界文化遺産への落書きがニュースになっていますね。個人的には落書きに何の興味もないのが幸いしてか、過去に一切落書きの経験はありませんが、たまたまそうであっただけで果たしてその場にそんな状況下でいたらどうだっただろう???正直言って落書きしない自信はありません。たまたま・・・なんて感覚でいてはいけない話ですし、人の振り見て我が身に自戒を!という気持ちで受け止めました。聖人君子ではありませんし、間違いがないなんて事は決してありませんが、他人の失敗から「自分も気をつけなくては」と学習させてもらわないともったいないですね。優等生的コメントで申し訳ありませんが、良くないことを助長する気にもなりませんので、落書きは「ダメ」と肝に銘じておきたいとおもいます。


6月27日
 梅雨一休みの晴れ間・・・そこまで良くはなかったですね。蒸す感覚は当たりでしたし、雨も降ってないところで納得の天気予報です。さて、食品偽装のニュースが連日報道されています。同情できるケースも同情できないケースも、一様に国民の食品への不信感をつのらせてしまいました。残念な事ですね。事が利益に絡むことだけに、効率化を優先するばかりに踏み入ってはならないところへも踏み入ってしまったのでしょうか。為替投資に効率化なんて言葉は似合いませんが、一部でみせている「どれだけ儲かる」式の広告を見てあせってはいけません。一気に多くの利益を伴なうということは、それだけギャンブル性が高く、潜在する損失の可能性もまた大きいということを忘れてはならないのです。誰も彼もが何百何千何万ポイントも負けなしで積算できて、何億も儲かるということは決してないのです。何千万は何億になることもあります。何百万が何千万になることもあります。しかし、5万や10万が何億に化けることはどれだけ至難な事なのか冷静になって考えれば良くわかることです。効率良く儲けるにはあまり良いとは言えない手段かもしれませんね。利を重ねていくには手間暇かかるものです。一見単にトレンドを追って得た利益のようでも、そこには相応の手間がかかっているものなのです。楽をしようと思った途端利益への道は遠のきます。ギャンブルの域から出ようとすればするほど手間がかかり、思ったほど利益が出ない・・・食品も為替投資もその点では共通しているのかもしれませんよ。


6月26日
 梅雨もそろそろ終わりの兆しをみせていますが、雨が降ると少し肌寒いですね。梅雨明けは7月になってからになるのでしょうか。相場の膠着状態は相変らずですが、一部銘柄だけは元気に推移しているようです。AUDやEUR、CADなどは強いですね。単なる感想なので何の参考にもなりませんが、夏(日本の)を前に強いAUDには少し驚きます。干ばつの影響も何のその、世界レベルではその強さを維持できるのですから・・・。ファンダメンタルが好きな人の一つの見方に、「牛肉の輸出が好調だから」というものがあります。日本人としては「なるほどそうかも」と思うところですが、ではニュージーランドとの差はどうして?という疑問が残ります。乳製品の価格高騰で煽りを受けていると考えるのが順当かもしれませんね。つまるところは原油高。増産の動きがありますが、すぐに反映するわけでもなさそうですから、オセアニアはAUDのみ好調の図がもう少し続きそうな気がします。・・・あくまで極々一部のファンダメンタル分析ですから、丸々正しいとは言えません。少しでも違った要素が加わったり要素間の均衡が崩れると、まるで違った話になります。ファンダメンタル分析は面白いですが非常に難解です。しかも「正しい」とも「間違っている」とも言い切れないところが曲者ですね。そこがはまる所以でもありますけど。

 
6月25日
 対円銘柄の一部ではそろそろ少なくとも小規模の調整が入る?という見通しがあります。すっぱり調整に入るのか、一悶着あってからなのか・・・誰もが期待する調整だから、一呼吸置いてからのほうが良かったりもしますが、調整が始まってからでは既に手遅れだったなんてこともありますよね。今回に限った話ではありませんが、転換後の大きなトレンドを考えるとき、トレンドの中でトレンドを追う以上に手数を用意しておかなくてはなりません。それだけ余裕資金が必要だということでもあります。かつかつの余裕資金では手数が限られますので、ほとんど失敗は許されません。その後の本流に乗れないことにもなりかねないのです。とは言え、具体的にいくらあれば?と聞かれても正確な数字は出ないでしょう。可能性の数と売買規模の掛け算であるとしか言い様がありません。直面している相場動向と余裕資金を照らし合わせ、ここで仕掛けるのか見合わせるのか選択していかなければなりませんね。さあ、仮に調整?が始まるとして、皆さんは今回どんな選択をすることになるのでしょうか?


6月24日
 大変お待たせいたしました。本日よりサイト更新を再開いたします。すべての業務は通常通りになっているはずです。ご協力ありがとうございました。このタイミングで羽を伸ばしてた者もおりますが、見事に雨に祟られていたようですよ。「仕事しなさい」ということでしょうね。何はともあれ、これからもよろしくお願い致します。


6月18日
 今日は「為替トレード情報」の更新のみ実施しました。次回更新は6月24日です。


6月17日
 梅雨も残りわずかの声が聞こえ始めました。岩手宮城内陸地震の被災者の皆様には辛い雨ですが、夏場の水不足を考えるともう少し水量が欲しいのも事実です。できれば、水不足が極めて深刻な地域にだけ降って、被災地域ではしばらく曇りが続いてくれたほうが良いのでしょう。せめて追い討ちをかけるような天候にだけはなって欲しくないなと願うばかりですね。沖縄は梅雨明けだそうです。暑い夏がやってきます。夏場の為替相場はクールダウンする傾向にあります(個人投資レベルでは比較的短期売買が少なくなる)。判断が緩慢になって、負けが込む人も多い季節です。そんな時にはおのおのの決まりごとが役に立ちます。より確からしい決まりごとがしっかり整理されている人は、夏場もそう苦にはなりません。なんとなく・・・で売買している人は、今のうちに是非決まりごとの整理をしておきましょうね。


6月16日
 6月30日からFXCMジャパンで、①スプレッドが変動に、②プラスコース選択で証拠金が二分の一に、③プラスコース選択で両建てが可能に、④「ディーラーの回答待ち」並びに「指値制限」が廃止、⑤表示桁数に下1桁が追加・・・といった変更があるそうです。変動スプレッドに両建ての組み合わせは危険でしょうね。同一口座で両建てをするもんではないということでしょう。そうは言っても面倒くさがって同一口座両建ての人って多いですね。ダメとは言いませんが、少し神経質に気をつけたほうがいいかもしれませんよ。


6月13日
 普通の勤め人としての対応とネットでの対応ってそう変わるものではないんだなと思うことがあります。ネットで違う人格を発揮する方もいらっしゃるようですが、むしろ羨ましいですね。ついつい「あれ?仕事がまだ終わってない?」というような対応になります。しっかり区別しないといけないとは思いつつも、正直そんなに器用ではありません。こんなアバウトな性格が血液型性格占いなどでは的中しているのが癪に障ります。「やっぱ○型だな。」なんて言われることもしばしば。真似して出来るもんじゃないとは思いますが、せめてめりはりぐらいはつけておきたいものです。私が有料コンテンツに呼ばれない大きな理由?・・・会員さんが苦労するから。もっともだと思いますです。


6月12日
 個人的に新しいプリンターを購入しようと思いまして、スタッフ一同にあれこれ聞いて品定めをしています。ほぼ絞り込むことができてきていますが、プリンターの価格ってこんなに安かったっけ?ピンからキリまでなのは当然ですが、インクジェットで4万円前後の機種などはトップレベルですね。デジタルレーザープリンターでも7万円程度からですから、以前と比較すれば圧倒的に手頃感があります。もっとも、PCそのものの値段がリーズナブルになっていますから、周辺機器にいたっては当たり前の話かもしれませんね。いかに世の中にPC環境が出来上がっているかということなのでしょう。数が出るなら価格も下がる。数を出したくなければ価格は下げなければ良いわけです。たくさんの人が共有して差し支えないものや共有して欲しいものは安くなるし、多くの共有を抑制したいものは安くはなりませんね。もし、ZIPANGでの単価が下がるようでしたらご注意ください。それだけ多売になるってことです。


6月11日
 くりっく365ではこの秋から、両建てが可能になるそうです。やっとですね。スリッページ相当分で不利にならないものならば大歓迎です。また、対円通貨数の拡充とクロスカレンシー(対円通貨以外のペア)も加わるとか。これまた大歓迎。マイナーなペアも結構ありますので、その分は数のうちには入らないとしても常時15ペア程度の監視ができそうな規模になりました。365への移行を考えるならこの秋以降かもしれませんね。手数料は要りますが、2ポイント程度までならスプレッドなどを考えると相対相場の流動的スプレッドを主張する会社程度の使いまわしはできそうです。この秋以降は相対取引提供会社の利用価値は、スプレッド固定で手数料ゼロにスリッページなし以上でなければ「ない」かもしれません。365加入の会社が増える可能性も、FX自体をやめる会社も出てくる可能性もありそうですから再編がより進むのではないでしょうか?投資家にとってのありがたい再編になると良いですね。


6月10日
 当方の相場観や売買手法が、一見するとまるでアンチ派のように見えてしまうかもしれませんが、為替相場で勝てるグループとしてみれば、実は大勢だったりします。細かいところに違いがあるのは仕方ありませんが(当然オリジナリティーがなければ意味が無いですから)、考え方自体は大勢であることに間違いありません。ただし、残念ながら世界中の投資人口中ではほんの一握りでしょう。肝心なのは、この投資で利益を出すつもりがあるのかどうかです。どれだけ手間がかかっても、どれだけ利益率が悪くても、安定して勝ち続けたいと思えば必然と手法は限られます。利益を得るための余裕資金における実動資金もほぼ決まり、売買規模も自ずと決まってきます。宝くじ並みの勝ち逃げ投資をするのではなく、ライフワークとしての投資ならなおさら「正しい手法」と「安定して利益が出ること」の二点は重要なポイントですね。簡単に誰もができる投資でも、簡単に誰もが勝ち続ける事はできません。そのため、大勢にいることが必ずしも勝ち組の大勢にいるわけではないと自覚しなければならないのです。むしろ大勢は負け組みですから、同様の投資をしていても利益は出ないまま・・・いつかは必ず勝ち組の投資を学ばなければならなくなります。しかも勝ち組の手法は限られてます。余裕のある方はあちこち試してみてください。どんな手法がどこまで通用するものなのか。使用感の報告をお待ちしております。


6月9日
 古くは戦国時代・・・いやもっと前からの事でしたね。特に衝突の激しかった地域や集落では、自衛の手段としてのろしを上げたり太鼓を叩いたり手を叩くなどの合図で危険や不都合な事態の発生を知らせたものです。こんな風習が根強く残る地域は、いまだにそこここにあります。昨今地域の密接な繋がりが叫ばれる中、そうした連携は堂々と復活しつつあります。しかし、一歩間違えば排他的かついじめの温床とも言えるわけで、こうした危険をもまた危惧せざるを得ない状況にあります。関係各機関は、バランスをとるのに非常に頭を悩ませているようですね。為替相場のサインも信頼できるサインであれば利益をもたらしてくれますが、あてにならないものであれば損失になります。当たり前ですね。しかし、当たる当たると宣伝していても実際には相場に吸い取られるだけのサインも少なくはないのです。負けさせるためのサインであったり、負けても知るかサインであったりと、合図もサインも出す側の良識次第なのですから厄介ですね。為替サインも損失が出る場合には損失回復させるなどの処置は必要なことかもしれませんね。そうすれば、回復できないサイン元は淘汰されていきます。それだけの技量のあるところからのサインしか出ないようになります。皆さんはこの理屈をどう思われます?


6月6日
 余裕資金を投資して余裕を生み出し、さらに余裕資金として利用する事ができる投資家が本来の投資家ですが、現実的には余裕資金で作った余裕をできた端から消費してしまう投資家も多いものです。このご時世ですから無理もないですね。しかし、投資商品が身近になり、一商品あたりの単価が下がっている事も大きな理由になるでしょう。本来投資とは無縁であった方達の余裕資金ぎりぎりの参戦が、余裕を増やせない余裕の消費になっているからと言えなくもありません。余裕を増やしながら更なる余裕を求める投資のはずが、一定の余裕資金以外の余裕はすべて消費されているということです。当然恒常的に投資が成功していなければなりませんし、投資技術に問題がある場合は余裕の消費どころかマイナス投資になります。投資の形が多様化することに問題があるとは思いませんが、投資技術が伴なわないのに生まれた余裕を切り崩してしまって大丈夫なのでしょうか?余裕資金=投資元本を一定にして、生まれた余裕をプールしておくのと消費してしまうのでは意味が違います。後者の投資を考えている方は、消費までの間に是非余裕をプールする行程をはさんでおきましょう。投資元本からの余裕=消費ではすぐに行き詰ってしまいます。多くの場合、このプールの行程を正しく認識できないので、「損失に対する余裕」或いは「損失を取り戻すのに必要な余裕」と申し上げています。実際に投資商品に利用しているか否かに関わらず、必ずこのプール分は確保しておいて頂きたいものです。プールが増えれば売買規模も拡大できます。売買規模が拡大できれば収益も拡大します。・・・しかし、なんといっても投資技術が安定していることが絶対前提ですけどね。


6月5日
 すっかり売買手数料無料があたり前になってきたFXの相対取引環境です。素直に喜べない理由としては、スプレッドの流動性とスリッページ、そして統一規格のない相場ディスプレイでしょう。同じFX相場にもかかわらず、多種多様の相場推移があるのは不自然ですね。すべて相対取引であることが最大の理由として(逃げ道として)あげられていますし、否定もできないのが実情です。共通の市場で売買するのでなければ独立相場である限り当然チャート推移も変わってくるでしょうし、市場に影響しない売買ではカバーもとれないことになってしまいます。相対取引の不自然さと歪はこうして生まれるわけですが、全取引は銀行間取引もしくは取引所経由で反映されなければならない・・・というところまでたどり着くには、まだ相当の時間を要するものと思われます。しかし、公正であることだけを限りなく追求した場合であって、すべてが納得のいく状況になるかどうかは別の問題です。課題もまた山積みになるでしょうし、手数料の無料化は現実的に無理かもしれません(どれだけ安くなっても)。こうして考えると、FXはまだまだ課題の多い商品と言わざるを得ません。しかし、この相場を然るべき成熟した状態に育てていかなければ、最適な相場環境にもならない理屈です。そういう意味でも、FX投資家はFX相場やFX取引会社を利用して、山とある課題を投げかけ続けなければならないのです。もちろん投資だけして回収できないのでは長くは続きません。そう、「負けてる場合じゃない」ですね。


6月4日
 スカイマークエアラインのパイロット不足による164便?欠航。驚きますね。何よりも二人のパイロット不足がそれだけ響くのか!という点で一番驚いてます。過酷なスケジュールで雇用されているのですね。料金が安いことにより、しわ寄せがそんなところにいくのだとすれば、「安い=危険でかつ飛ぶ保障もない」といったイメージになるのでしょうか。世の中やっぱり金次第?当たり前と言えば当たり前で、今や公共サービスも等しく受けられる時代ではありませんしね。そのうち住む地域も線引きされるんじゃないですか?ここから年収1000万以上、ここは年収500万~1000万未満、こちらは年収500万未満ってな具合に・・・。そのうち年収ごとに国ができるかもしれませんよ。


6月3日
 株価は上がらず長期金利は何故か上がる。。。専門家も一口には説明できない状況のようです。複雑に絡み合う情勢を分析するほうが難しいのでしょう。投資家としては、一つ一つの理由付けをするよりも、テクニカル的に乗り切ったほうが無難だという事になりそうです。相場も道路のように道が決まっていると良いですね。既に道が決まっている上にN'sシステムによって高速から国道県道等の道路はすべて監視下に置かれています。市道農道は全てではなくても、いつかは必ず主要道に当たりますので行き先は限られるわけです。そんな相場があれば皆さんの苦労もかなり少なくなり、先の見通しも随分限定できる・・・みんな儲かる・・・はずはないですね。相場にあるのは衛星写真の大雑把なやつだけです。これを拡大したり遠目にみたりして四苦八苦。やはり相当苦労してもらわないと相場で成功することはないようですよ。


6月2日
 久しぶりの好天もつかの間、熱帯低気圧の影響かどんよりとした天気になりました。夜には雨と聞いてます。まったく梅雨真っ只中のような気がしてなりませんが、関東地方の入梅はまだでしたね?・・・梅雨入りしたそうです。何でもかんでも6月からは値上げのラッシュです。懐具合の余裕なんて、そう多くの人があるわけではないので厳しい世の中になっていると言わざるを得ませんね。そんなことも影響して投資熱は高まるばかりですが、安易に儲かる投資なんてありません。儲ける人はそれなりの努力をしています。そこまで努力したくないと思う方は投資をやめるべきです(勝手と言えば勝手ですが)。まだ宝くじや貯金をしていたほうがマシかもしれませんよ。勝つ方法は勉強できます。しかし、勝てる域に達する前にドロップアウトする人も多いですね。そんな事情もあってか、やはり勝ち組は投資人口のわずか1%にも満たないままです。今へこたれそうになっている皆さんは、折角始めた投資の勉強ですし、とことん頑張って下さいね。






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為替売買情報と為替売買手法を紹介する「FX NIPPON」のコラム集です。個人為替投資家が為替の売買情報やアクティブな為替投資のための手法を修得して、為替相場で勝ち組として生き残るためのお手伝いをしています。関連サイトは以下の通り。



http://fxn.client.jp/ FX NIPPON 為替売買情報と為替売買手法



http://gntc.fc2web.com/ FX ZIPANG 為替情報と為替手法の有料紹介



http://fxphantom.exblog.jp/ FX千葉club投資指針為替売買情報夜の部



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